2024.2.11(日) 依存症のこと
こんばんは。石川優実です。
自分にとってタイムリーな記事があったのでシェア。
沖縄タイムスのものです。
印象的な言葉がこちら。
依存症と小児期の逆境体験との因果関係を指摘し「自分が悪いと思わず、環境のせいにしてほしい。回復のスタートはそこからだ」と訴えた。
私、自分の本「もう空気なんて読まない」にも当時似たようなことを書きました。
自分を責めることって、複雑性PTSDの症状のひとつでもあるみたいなんですが、依存症にとって本当によくないことのひとつだなと思います。もちろん他人から「意志が弱い」と責められることも。
依存症って未だに偏見がすごく多くて、意志の強さの問題だと思ってる人めちゃくちゃ居ますよね。専門家がこれだけ意志の問題ではない、と伝えてくれている一方で依存症のことなんて調べたことあるのか?というような人がこうやって患者を雑に責めて、症状を悪化させる。
脳の病気であったり、過去の体験のしんどさを紛らわすための自己治療として、というのもそうですし、実際「自分を責めずに、きちんと環境のせいにする」ということが依存症からの回復に繋がるからこういう話をしてくれるんだと思っています。
アルコール依存症外来の先生も、責めるなんて絶対にしなかった。
「先週飲んでしまったんです」というと、「週に2回なんて普通の人より少ないですよ」とか、「前より格段に減ってますよ」とか声かけてくれる。
これって甘やかしというよりも、普通にこの方が今後やめられる可能性が高くなるからだと思う、これが治療なんだと思う。
「自分を責めること」って、地味にめちゃくちゃダメージを与えることなんだと思います。私はそういうストレスでまたお酒を飲んだりということがあると思う。
依存症患者は十分自分を責めているので、もう他の誰かが責める必要はないと思います。
ほんっとうに、周りの人の何気ない責める一言で悪化することはざらだと思うので、気をつけたいし気をつけてほしい…
そして、性暴力の被害と飲酒の関連性についてももう少し知られて欲しいな…と思う。
お酒で紛らわせてるうちはいいかもしれないけど、やっぱり身体を壊しやすいし、お酒自体うつを悪化させるものではあると思うので。
この辺りの関係を自分が自覚するだけでもだいぶ楽になるのではないかと思う。自覚しないと責める方向にばかり行きがちだし、周りも。
私は、お酒を飲んでなかったら生きていないかもしれないなぁと思う。20代の頃はなぜ身体がこんなにしんどいのか想像もつかなかったので、想像つかない原因のものを抱えたまま、それを直に感じたまま生きるのは無理だっだと思う。そもそも性暴力にあっている真っ只中だったし。
PTSDも依存症も、自分が自覚することから回復のスタートだと思うので、ゆっくり頑張ります。
もし身近でつらそうな人がいたら、この沖縄タイムスの記事をシェアしてもらえたら嬉しいです。
#今日褒め
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必要なものを買い出しに行った!
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歩いた!
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ピラティスした!
今日もありがとうございました。
突然の自撮り。横になる。
石川優実
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